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MISSION

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変化に優しい社会の実現へ-感情を見渡す足場をつくる

 

これまでは右肩上がりこそが正義の社会でした。

これからは「よく頑張った、おつかれさま」と現実を受け入れ、穏やかな終わりへ向かうという選択肢があってもいいと考えています。

思い出を整理し、残すもよし。いつかの未来へ託すもよし。

感情を見渡す足場をつくり、中長期的な視点から各集落にとって最善の選択肢にたどり着くサポートを行います。

VALUE

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学問への敬意を惜しまない

私たちの活動は、先人たちの多大な学問的功績のうえに成立しています。

私たちの活動は、先人の知の上に成立しています。社会学や農村計画学などの先行研究を頼りに、オーラルヒストリーなどの歴史研究や社会調査の方法論を参考にしています。

アカデミアとの連携を強化し、自らその研究分野の先駆者となる気概を持って活動を進めます。

 

「聴くこと」からはじめる

センシティブなテーマを扱う上で、住民との信頼関係は欠かせません。よそものである私達にできることは「聴くこと」だけです。語りを注意深く聴き、そしてわかった気にならず、常に耳を傾けます。その言葉にこそ、進むべき方向性が宿されていると信じています。

 

当事者至上主義を貫く

 

「地域」は時に当事者不在のまま、経済的指標やマクロ政策的な視点から評価され、手を加えられてきました。私たちは、そうした伝統的なアプローチとは一線を引き、当事者たちの生の声こそを判断の根拠とする、新たな地域との向き合い方を模索していきます。

HISTORY

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ムラツムギの始まりは2014年。代表の田中がTEDxSakuで提示した「ふるさとの看取り方」に遡ります。高度経済成長期には4000人に達した田中のふるさとは、今や300人を切るまでに人口が減りました。中には残り2人、3人の集落もあり、活性化だけが答えではないと感じつつも、自分自身もふるさとを離れた一人として、愛するふるさととの関わり方が分からない、そう悩むようになりました。 そんな時に出会った本がキューブラー=ロスが書いた「死ぬ瞬間」という本。ターミナルケアという考えが近年生まれた概念であることを知り、「人間と同様地域にも「看取り」が必要ではないか」と考えるようになります。 その思いを載せたプレゼンテーション「ふるさとの看取り方」は、地域おこし関係者をはじめ全国で大きな反響を呼びました。それから4年が経過した2018年。 この動画を見た当時コミュニティナースとして活動していた佐藤が田中を訪ねたことがきっかけとなってムラツムギ構想が生まれることになります。京都府綾部で活動していた佐藤は、地域に暮らす高齢者と触れ合う中で次第に田中と同じ思いに至るようになります。佐藤の「田中と会って話をしたい」という旨の投稿を偶然共通の知り合いが見つけ、なんとその3日後二人は東京で出会うことになりました。 ちょうどそのころ、東京から島根県隠岐郡海士町の高校に留学していた前田も、地域活性化の聖地として知られる隠岐郡・海士町の右肩上がり一辺倒の現状に疑問を抱くようになります。「活性化だけが全てなのだろうか」そう思い始めた前田。 3人の問題意識が重なりムラツムギが発足することとなります。

 

 

沿


 ・2019年3月    (任意団体)ムラツムギ 発足
 ・2019年3月31日  ローンチイベント
 ・2019年4月    京都市にて連続型ワークショップ「エンディングノートをつくるかい」を開始。
 ・2019年5月〜6月  同上のWSを計2回開催。

 ・2019年6月    ムラツムギVilage(Facebookグループ)開設
 ・2019年10月     村民集会・村民の宴 開始
 ・同        京都府ベンチャー事業の一員として事業開始。
 ・2019年1月〜2月   府ベンチャー事業として、京都府京丹波町和知・大簾地区でワークショップを運営。
 ・2020年2月12日  NPO法人ムラツムギ 設立
 ・2020年6月    公式HP 開設

 ・2020年8月    家史リリース

 ・2021年10月     私史リリース

 

メディア掲載

・2019/6/22 ふるさとの消滅は何を意味するのか(Newspicks)

https://newspicks.com/news/3950529/body/

・2019/6/11 朝日新聞ひと 限界集落の終活を唱える大学生

https://www.asahi.com/articles/DA3S14050625.html

・2019/09/12 集落の終活を考えよう(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49674400R10C19A9SHE000/

・2021/04/18 暮らしの足跡を冊子に NPOが「家史」作成(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/ASP4K7RP9P47UTIL04Z.html

・2021/9/27 集落消滅も視野に将来像話し合おう NPO法人「ムラツムギ」田中佑典代表に聞く(北海道新聞)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/593104

法人概要

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​法人名

NPO法人ムラツムギ

所在地

東京都杉並区

設立日

2020年(令和2年)2月12日(2019年4月1日 任意団体発足)

目的

この法人は、急速な過疎化が進行し、今後集落の消滅が一定程度想定されている我が国において、集落で暮らす住人に対し、集落の将来と向き合い、住人ひとりひとりの人生における集落の位置づけを再確認するきっかけを提供するとともに、その寂しさに寄り添い、集落を閉じる悲しみから集落を紡ぐ希望を持てるようにすることを通じて、地域活性化以外の選択肢を提示し、集落の住人の幸福の増加に寄与することを目的とする。

事業

この法人は、第3条の目的を達成するため、次の特定非営利活動にかかる事業を行う。
(1) 集落に暮らす住民からのヒアリング 
(2) 地域づくりに関する調査、研究及び実践的な活動
(3) 前号の内容の発信のイベントの開催 
(4) 前各号の活動を踏まえた、試験的な社会実装のための企画立案 
(5) 関係者間のネットワークの形成
(6) その他目的を達成するために必要な事業

連絡先

NPO法人ムラツムギ事務局
電話 050-3155-1204(代表)
E-mail info[at]muratsumugi.or.jp

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